首こりが取れないとき、首だけが原因とは限りません
首こりがつらくて、首を回したりマッサージをしたりしても、しばらくするとまた戻ってしまう。
そんな経験はありませんか?
実際の施術でも、**「首だけを触っても変わらない首こり」**というケースは少なくありません。
そのような方の身体を詳しく確認すると、ある共通点が見られます。
それが 「足裏の張り」 です。
首こりの方に多い「足裏の内側の硬さ」
首こりで来院される方の身体を確認すると、次のような状態になっていることがよくあります。
・土踏まず周辺がガチガチに硬い
・足の内側のラインが常に張っている
・足裏に本来の弾力がない
「首がつらいのに、なぜ足?」と思われるかもしれません。
しかし身体は、足元を土台とした一つの構造としてつながっています。
足元のバランスが崩れると身体はゆがみやすくなる
足裏は、身体の重心バランスを感じ取る大切な**「センサー」**の役割をしています。
もし足裏が硬くなり、センサーがうまく働かなくなると、身体には次のような連鎖が起こります。
足元のバランスが崩れる
↓
身体全体の重心が乱れる
↓
身体に「ゆがみ(構造の崩れ)」が生まれる
このゆがんだ状態を支えようとして、身体の最上部にある首の筋肉が頑張り続けることになります。
これが、首こりが長引く原因の一つです。
春は「足裏の張り」が出やすい時期
春は寒暖差や生活環境の変化が多く、身体の内側にも負担がかかりやすい季節です。
身体の内側が疲れてくると呼吸が浅くなり、自然と姿勢も前かがみになりやすくなります。
この姿勢の変化によって重心が崩れ、足裏の内側へ負担が集中する状態が生まれます。
その結果
足裏の張り
↓
身体のゆがみ
↓
首への負担
という流れが生まれ、首こりが抜けにくくなるのです。
首だけを見るのではなく「身体の土台」を整える
首こりを根本から整えるためには、痛みのある首だけを見るのではなく、身体の土台である足元の状態を確認することが大切です。
足元のバランスが整い、身体の構造が安定すると、首は無理に頑張る必要がなくなります。
その結果、首の緊張は自然と抜けていきます。
当院では、首の症状であっても、身体全体の構造と足元の状態を確認しながら施術を行っています。
次回のブログ
次回は、この足裏の張りが「歩き方」にどのように影響するのかをお話します。
歩き方が変わると、なぜ首こりは戻りやすくなるのか。
「歩行と身体の構造」の視点から解説します。
首こりについて詳しくはこちら
→首こりページ