
布団に入っても身体の力が抜けにくい時に知ってほしい、呼吸・身体の緊張・自律神経との関係を解説します。
🌿 9月2週目・呼吸から身体を見直すシリーズ【第3弾】
一日の用事を終えて、ようやく布団へ。
「さあ、寝よう」
と横になったのに、
「なんだか肩に力が入っている…」
「身体をどう置いても落ち着かない…」
そんなことはありませんか?
横になっているのだから、身体は休めているはず。
ところが、寝る時 力が抜けないと感じる方では、布団に入ってからも首や肩を緊張させていたり、呼吸が小さくなっていたりすることがあります。
今回は「どうすれば早く眠れるか」ではなく、身体が休む状態へ切り替わっているかという視点から考えてみましょう。
💡 この記事で分かること
- 横になっても身体に力が入る時に確認したいこと
- 一日の身体の緊張と寝る前の状態との関係
- 呼吸と「休む状態」のつながり
- 寝る前にできる簡単な身体チェック
寝る時 力が抜けない|横になるだけで身体は休める?
立っている時と比べれば、横になった身体には体重を支えるための負担が少なくなります。
しかし、「横になった=身体の緊張がすべて抜ける」とは限りません。
例えば一日中パソコンに向かい、肩を上げたまま仕事をしていた。
スマートフォンを長時間見て、頭を前へ出した姿勢が続いていた。
仕事や家事で気を張った状態が長く続いていた。
そんな日の夜は、布団に入って初めて、
「私、こんなに肩に力を入れていたんだ」
と気づくことがあります。
💡 夜の身体は、寝る直前だけで作られるわけではありません。一日をどのような姿勢・緊張状態で過ごしたかも振り返ってみましょう。
身体の緊張と呼吸は別々ではありません
ここで、第1弾・第2弾でお伝えしてきた「呼吸」がつながります。
呼吸では肺だけでなく、横隔膜や胸郭(胸まわりの骨格)も動いています。
ところが、首や肩に力が入り、胸まわりの動きが小さくなっていると、ゆったり呼吸しようとしても肩や首を使ってしまうことがあります。
反対に、呼吸をゆっくりしようと意識しすぎて、「ちゃんと深呼吸しなければ」と頑張ることで身体に力が入ってしまうこともあります。
だから寝る前も、無理に「良い呼吸」を作る必要はありません。
まずは、自分の身体のどこに力が入っているかに気づくことから始めてみましょう。
寝る前に30秒だけ身体を確認してみましょう
🌿 布団の中で30秒チェック
仰向けになって、いつも通り呼吸してみます。
・肩がすくんでいないか
・歯を強く噛みしめていないか
・手や指に力が入っていないか
・息を吐いた時に身体が少し緩む感覚があるか
無理に力を抜こうとせず、「ここに力が入っているな」と気づくだけでも十分です。
ポイントは、「早く寝なければ」「リラックスしなければ」と頑張りすぎないこと。
眠ることも、力を抜くことも、頑張って達成しようとすると、かえって意識が身体へ集中しすぎる場合があります。
まずは一日の終わりに、自分の身体がどんな状態になっているのかを確認してみてください。
「休める身体」という視点も大切です
私たちの身体では、自律神経が呼吸・心拍・消化など、自分の意思だけでは直接コントロールできない働きの調節に関わっています。
睡眠や休息とも関係していますが、「力が抜けない=自律神経が乱れている」と一つの原因だけで判断することはできません。
姿勢、身体の緊張、呼吸、生活リズム、ストレスなど、さまざまな要素が重なっていることがあります。
かねこ整体院 宇品本院では、首肩だけを見るのではなく、骨盤・背骨・胸郭・呼吸・身体の使い方などを確認し、身体全体が休みやすい状態かという視点も大切にしています。
⚠️ 不眠が長く続く、日中の生活に大きな支障がある、強い息苦しさ・胸痛・動悸などを伴う場合は、身体の緊張だけと判断せず医療機関へご相談ください。
広島市南区・宇品周辺で、夜になっても身体の力が抜けにくい、首肩の緊張や呼吸も気になるという方は、身体全体を見直すきっかけにしてみてください。

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