
深呼吸しても息が入りにくく感じる時に知ってほしい、胸郭・横隔膜・姿勢や首肩の緊張との関係を解説します。
🌿 9月2週目・呼吸から身体を見直すシリーズ【第2弾】
仕事の合間や疲れた時に、
「ちょっと深呼吸しよう」
と、大きく息を吸ってみる。
ところが、
「あれ?思ったより息が入らない…」
「吸っているのに、吸い切れない感じがする」
そんな経験はありませんか?
「肺活量が落ちたのかな?」と思うかもしれませんが、呼吸をする時に動いているのは肺だけではありません。
深呼吸 息が吸いにくいと感じる時には、胸まわりの動きや横隔膜、姿勢、首肩の緊張などにも目を向けてみることが大切です。
💡 この記事で分かること
- 呼吸が肺だけで行われているわけではない理由
- 胸郭(胸まわりの骨格)・横隔膜と呼吸の関係
- 首や肩ばかり使って呼吸していないかのチェック
- 無理に深呼吸する前に確認したいこと
深呼吸 息が吸いにくい|肺以外にも目を向けてみましょう
息を吸う時、肺そのものが筋肉のように自力で大きく広がっているわけではありません。
呼吸では横隔膜(胸とお腹の境目にある筋肉)が働き、肋骨で囲まれた胸郭(胸まわりの骨格)も動くことで、胸の中の容積が変化します。
つまり、深く息を吸うためには、空気だけでなく「身体が動けること」も必要なのです。
一度、深呼吸してみてください。
その時、胸やお腹だけでなく、肋骨まわりにも動きを感じるでしょうか?
💡 深呼吸は「たくさん空気を吸うこと」だけではありません。横隔膜や胸郭など、呼吸に関わる身体の動きも一緒に起こっています。
デスクワーク中の姿勢も呼吸と無関係ではありません
パソコンやスマートフォンを見ている時間が長くなると、気づかないうちに頭が前へ出て、背中が丸くなっていることがあります。
さらに集中している時には、首や肩に力が入りっぱなしになっていることもあります。
このような姿勢が続くと、胸まわりを大きく動かす機会が少なくなる場合があります。
すると深く吸おうとした時に、胸まわりよりも肩を持ち上げて一生懸命吸おうとすることがあります。
「呼吸が浅いから肩がこる」あるいは「肩がこっているから呼吸が浅い」と、一方向に決めつけることはできません。
大切なのは、首・肩・姿勢・胸まわり・呼吸を別々に考えすぎないことです。
深呼吸した時、肩ばかり動いていませんか?
ここで簡単に確認してみましょう。
🌿 30秒・呼吸チェック
椅子に楽に座って、ゆっくり息を吸います。
・肩が大きく持ち上がっていないか
・首に力が入っていないか
・胸や肋骨まわりも動いているか
・息を吐いた時に肩の力が抜けるか
無理に大きく吸わず、いつもの呼吸を観察してみてください。
ポイントは、「正しい呼吸をしなければ」と頑張らないこと。
深く吸おうとして胸を張りすぎたり、肩を大きく持ち上げたりすると、かえって首肩に力が入ってしまうことがあります。
まずは、
「自分はどこを動かして呼吸しているのだろう?」
と気づくだけでも十分です。
呼吸だけでなく「呼吸しやすい身体か」を見る
かねこ整体院 宇品本院では、呼吸が気になる方に対しても、呼吸だけを切り離して見るのではありません。
首・肩・胸郭・背骨・骨盤・姿勢などを確認し、身体全体がどのように動いているのかを見ていきます。
「もっと深く吸わないと」と頑張る前に、
「そもそも身体は呼吸に合わせて動きやすい状態なのか?」
という視点を持ってみてください。
これが今回、一番お伝えしたいポイントです。
⚠️ 息苦しさが続く、突然呼吸が苦しくなった、胸の痛み・圧迫感、強い動悸、めまい、唇の色の変化などがある場合は、身体の緊張や姿勢だけと自己判断せず、速やかに医療機関へご相談ください。
広島市南区・宇品周辺で、呼吸のしにくさとともに首肩の緊張や姿勢も気になっている方は、身体全体を見直すきっかけにしてみてください。


